社長挨拶

株式会社iMAPPの代表取締役を務めさせていただいております、中津川俊雄でございます。実兄中津川重一が、自身の発明した2件の知財を有効活用し、より良い医療の提供などに貢献したいという説得に応じて、医療分野での会社設立に賛同し、代表取締役を引き受けることとなり、平成25年(2013年)8月に設立した会社でございます。

弊社の有する一つの知財であります、「正常再生組織の形成方法と正常再生組織並びに感受性等の検定方法」を最大限活用した上記三次元同所性培養システムに基づいたキットを商品化致しました。商品名「Cell Pallet」(商標登録第5953087号)として、この度ようやく世に送り出す運びとなりました。このキットは、正常細胞と癌細胞などとの細胞間相互作用を、生体内の任意の臓器・組織内微小環境に近い環境の下で、培養系で再現・検討することが可能となります。即ち、ヒト臓器由来正常細胞と癌細胞或いは他の正常細胞との共培養による、抗癌剤、医薬品等の作用、副作用の検定システム、感受性等の検定キットなどとして利活用が可能となりますので、近い将来、個別の患者様毎に、副作用が最大限軽減でき、抗がん効果が最大化できる究極的に個別最適化したテーラーメイド癌治療などに貢献できるものと考えております。

もう一つの知財、「消化器官非吸収性の生理活性タンパク質あるいはペプチドを吸収可能とする技術の実用化(DDS)(消化器官吸収性ポリペプチド)」を利活用して、従来注射投与であった消化器官非吸収性の生理活性ペプチド等の医薬成分を、経口投与型治療薬に転換する技術の開発を進めていきたいと考えております。この技術により、注射投与による医療コスト増の抑制、医療廃棄物の減少、患者様への通院負担や過大なストレスの軽減を目的としております。

このような企業活動を通じて、患者様のためにより良い医療の提供などを通じて社会に貢献していく所存でございます。